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車査定当日の査定士が見るポイント・高い査定額を引き出すおすすめ方法!

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目次


車査定当日の査定士が見るポイント・高い査定額を引き出すおすすめ方法!

車査定の査定士が見ているポイント!

車査定に申し込み実際の査定では、何よりもその車を特定する事から始まります。

目の前にあるじゃないかと言われますが、国内には無数の車種があり、無数のグレードが存在するからです。

依頼された車の特定法は、自動車検査証に記載されている「類別区分番号・型式指定番号」を見て判断します。

この両方の番号から査定士は、売却予定車の正しい情報「車種名・グレード」から正確な情報を読み取ります。

いくら目の前に現物があってもこれはルールと思って下さい。

査定士は評価基準としているポイントは、車種・年式・走行距離・ボディ色・グレード・装着品・オプションが主で、その他に付属品があります。

その中でも走行距離と年式が査定額に与える影響が最も重要になります。

査定士が査定当日に見るポイントはJAAI(日本自動車査定協会)が定めた査定基準を元に各査定企業がマニュアル化してチェックシートを作成しています。

査定当日はそのチェックシートの項目に従って点検していくようになります。

ですので、JAAIの規定する内容の部分では、どの業者も査定基準は一律と考えた方が無難です。

年式や走行距離は、査定業者の違いで買取価格に大きな差ができる事は少ないです。

(〇〇〇)

また、査定業者ごとにマニュアル化して、それを使用しておりますが、各業者で若干の誤差もあります。

下記に詳しく記載しています。

何よりも、査定に関しての年式を走行距離はJAAI(日本自動車査定協会)が標準指標を出しており、若干の変更を加えて管理していると思って下さい。

では、その他の要素から説明します。

車検について

売却予定車に車検が残っている場合は、プラス査定として評価が大きく、残りの期間が4ヵ月以上されば更に高評価となります。

見落としがちなのは、車検で交換部品が出るかですが、交換部品が査定時に見付かっても査定額に大きな影響を与えるものではございませんので、安心して下さい。

何よりも車検が長く残っている方がお得となりますので、売却時期に車検の残存期間を把握する事はおすすめです。

外観について

ボディのコンディションは小さな傷や飛び石によるエクボのような凹んだところからフロントガラスやドアミラーまで、しっかりと見ています。

外観の軽微な損傷でも査定時はマイナス評価となります。

極端に傷が無いような長期間ガレージに有ったような車が高評価になるのかと言えば、必ずしもそうとは限らず、適度にエンジンをかけている方が、コンディションが良かったりします。

また、細かな傷は有って当然と査定士も分かっておりますので、小板金塗装して査定に出す方もおられますが、売却価格から、かかる板金費用を差し引いた場合、かなりの金額を損すると思います。

ボディの損傷に関しては、査定時にあまり気にする事ではないので、そのまま査定してもらう方がおすすめです。

車内について

内装は日々目に触れるところなので、査定士も入念に見てきます。

室内の臭いや汚れが酷く、座席の状況やマットからダッシュボード類からドアパネルまで、しっかりと査定しています。

ここで論点になるのが、小物であれば交換で対応できますが、交換が可能であっても費用が嵩む場合は評価を大きく下げる事になり、小さな物の交換で済むのであれば評価を大きく下げる事は少ないです。

電装系について

ナビ・バックモニター・エアコン・各警告ランプ類ヘッドライト・ブレーキランプ・ウインカー等も査定の対象とされています。

電球が切れているくらいの事でしたら、評価にあまり影響はないものと考えられます。

注意しなければならないのは動作不調に起因するものです。

接触不良なのか本当の動作が不良なのかも大切な項目です。

要するに使用するに際して問題の範囲が簡単に治癒できるかを考えていただければ良いと思います。

装着品のプラス要素について

装着品も査定ではプラスに方向に影響を与える要素を持っています。

現在では必須とされる、カーナビゲーションシステム・ETCです。

その他にもメーカーオプションのバックモニター・サイドモニター等もプラスになります。

音響関係のオーディオの品質に左右はされますが、十分要素として含まれます。

装着品に関しては、個々の車の話しになりますので、査定当日に査定士へアピールしてみるのもおすすめの方法です。

天井窓について

天井窓「サンルーフです」はバブル期に多く見かけましたが、根強い人気があり期待できるプラス査定となります。

この天井窓に関しては、有り無しは新車の段階で異なりますので、後付けはできません。

よって高評価となります。

シートの材質について

シートは乗り手の好みや運転する時間で、選ばれる方が多く長時間の運転では革シートなら滑るし汗を吸います。

質感から裏革を選択される方も多く居ます。

通常の布製品のシートまで様々です。

査定で人気は革シートとなり、こちらもポイントは高評価です。

タイヤ&ホイールについて

車に装着されているタイヤやホイールも査定ではしっかりと見てくれ、評価の対象になります。

タイヤの残り溝の確認は必須項目となりますし、しっかりしている査定士であればタイヤの製造年月日まで丁寧に一本ずつ査定します。

タイヤはスリップサインの関係から、残り溝の深さ最も重要な要素となり、5ミリ以上の溝が認められれば高評価となります。

要するにタイヤは新しい程、高評価となります。

ホイールについても4本全てで評価判断します。(4本セットがホイールです)

まとめて査定されるのが一般的です。

ホイールも新しい物程、評価は高くなり、大きさもインチアップで評価を上げる事もあります。

エンジン・マフラー・ブレーキ「熱を持つところ」について

車本体の性能を左右する箇所である、エンジン・ブレーキは特に入念に査定され、動作に問題が認められた場合は、かなり入念に検査を行います。

それは当然の事でもあり、生命に関する重大な要素です。

初見ではエンジン回りの冷却装置類(ラジエータ)を見て、次に制動装置類(ブレーキ)を見ます。

査定士が見ているポイントの「ないある」早見表:(簡易版)

査定士が見ているポイントの「ないある」早見表:(簡易版)
プラス要素について「ない」 マイナス要素について「ある」
外観について

・傷やヘコミが少ない

・塗装表面も汚れはない

・フロントガラスに傷、ひび割れ、飛び石の形跡はない

内装について

・座席のシートが破れ、シミ、減り、傷みが少ない

・内装も汚れはない

・タバコの臭いはしない

・ペットの臭いはしない

エンジンコンディションについて

・オイル交換は5,000㎞で毎回交換しているので汚れていない

・潤滑油の漏れもない

・他の機関にも問題はない

冷暖房について

・問題ない

タイヤについて

・タイヤ新品なので問題はない

ホイールについて

・ホイールに傷はない

カーナビゲーションについて

・不調はない

外観について

・傷やヘコミがあり、修繕した事がある

・塗装表面が経年劣化で色あせてある

・フロントガラスに傷、飛び石の形跡がある

内装について

・座席のシートが破れ、シミ、減り、傷みがある

・内装も汚れがある

・タバコの臭がある

・ペットの臭がある

エンジンコンディションについて

・オイル交換は5,000㎞で毎回交換していないので汚がある

・潤滑油に漏れがある

・他の機関にも少し問題がある

冷暖房について

・問題がある

タイヤについて

・タイヤの溝がほとんど無いので問題がある

ホイールについて

・ホイールに傷がある

カーナビゲーションについて

・不調がある

ざっと表面的に見て分かる項目はこのようなところです。

その他にも細かなところを査定士は見ており、室内やエンジン回りの汚れが著しい場合は別途クリーニングをしなければならず、その手間から評価を下げる事になります。

外観で、一点注意して下さい。

傷でも様々で、ドアノブ周辺に爪による引っ搔き傷が入れてしまう事が多くありますが、この程度の傷は量販店等で売っているコンパウンドで軽く磨けば無くなります。

査定当日までに小さな傷は消しておく事がおすすめです。

また、傷の大きさですが10ミリ未満の傷は評価に影響を与えませんので、安心して下さい。

内装で、一点注意して下さい。

タバコの焦げです、臭いや汚れはクリーニング洗浄で取り除く事は簡単ですが、焦げは直ぐに修復できませんので評価を下げる事になります。

書類類の完備状況でも評価が上下します。

保証書・取扱説明書・定期点検整備記録簿・整備手帳がない場合も評価が下がります。

冒頭でも触れておりますが

「査定額で最も重要になるのは、走行距離と年式と言っても過言ではない!」

この、距離と年式に関して、根拠基準となる指標が存在しており査定士はその指標の定めに従い、各店舗ごとに査定マニュアルを作成して査定しています。

(※指標の定めとは基準となる距離数を設けるものであり、距離の増減で多少の裁量が認められており、この裁量部分がマニュアル化しているのです。)

このような言葉を耳にした事があるのではないでしょうか?「年間平均1万キロ」この1万㎞が根拠となり、基準は±2,000㎞としています。

(※8,000~12,000が走行距離の基準と考えて下さい。)

査定時の評価基準となる走行距離表(※増減で査定額は上下しますので、あくまでも参考です)

初年度登録から

経過した年数

プラス査定

年間走行距離(参考)

マイナス査定

年間走行距離(参考)

1 5,000km以下 10,000km以上
2 7,500km以下 12,500km以上
3 8,000km以下 11,500km以上
4 7,500km以下 10,000km以上
5 7,000km以下 10,000km以上
6 6,000km以下 10,000km以上
7 6,000km以下 7,500km以上
8 5,500km以下 7,500km以上
9 5,000km以下 7,000km以上
10 5,000km以下 7,000km以上

ここで、大きなウエイトになるのが、走行距離の位置決めは車の排気量で個々に分けられています。

最下部に表を引用貼り付けしていますので、参考にして下さい。

査定額を決める重要な要素として、「走行距離」と「年式」ですが、走行が多ければ多い程、消耗されるものです。

また、車とは古くなればなる程、需要が下がります。

メーカーも部品の供給を止めてしまいます。

査定士は査定当時に様々な部位を隈なく査定するのが仕事ですので、しっかりと見ており、総合的に判断して査定額の提示をしてきます。

不慣れな査定士が現場に来た時には、普通は30分程度のところでも少し時間をオーバーする事もあります。

査定額の決定で走行距離と年式が重要と理解してもらえたと思いますので、ここでは根拠基準となる指標がどのような物かを取り上げます。

どのような取り決めが存在するのかを知らなければ、自身の車のポイントが見えて来ないと思いますので、年式と走行距離を(JAAI「日本自動車査定協会」)が提示している指標を引用しながら記載します。

どなたでもこちらのPDFで閲覧可能です。

この他にも様々な採点方式のPDFもありますので、見てみるのも面白です。

上記の距離表の終わりにも記載していますが、排気量で分かれております。

★注意:ここでこの「排気量によるクラス分けをしっかり」と見ていかなければなりません!

下記表を見て下さい。

これは誰でも閲覧可能ですが、排気量で分割されていますか?

クラスが重複している車種も存在していますし、そもそも全ての車が記載されているのでは無い事を確認して下さい。」

車の査定基準では、排気量を基準に分割されて、その分割したクラスで査定当日の加減点を決めています。

とりあえず排気量で分割はされているけれども、クラスが重複もしていると今は理解して読み進めて下さい。

クラスが上がる程、排気量も大きくなり、原点率も高くなる傾向が読み取れます。

「ⅠorⅡorⅢに重複する場合が一般的ですが、原点率が高い方で査定されてしまっては、高価買取査定は実現しにくく、売り手からすれば、不利になります。

必ずクラス分けをしますので、どのクラスに属して判断したのか、査定当日に査定士(担当者に)伺うようにする事がおすすめです。

但し、目安程度の表で、各社ここにアレンジを加えてきますので、そのアレンジが各社が提示する査定額を散らす事になります。

個々に質問していては、時間の無駄ですし買取業者もスピードを求めています。

だからこそ、査定は一同に集まっていただきセリ合いが必要になるのです。

(〇〇〇)

①車種のクラス分け

②特A・B・C・Ⅰクラス

③Ⅱ・Ⅲクラス

④Ⅳ・軽クラス


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